ダンボール箱はこのような機械で作られています
長年、流通を支えているダンボール箱。お客様の手元に届くときにはすでに箱として届きますが、どういった機械で箱が作られているのかご紹介します。ダンボール箱製造会社によって機械の性能、種類は異なります。
設備のご紹介
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- プリンタスロッタ
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ダンボールのシートを機械にセットし、印刷→罫線(折れ目)→溝切りの工程をこの機械でします。
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- フォルダーグルアー
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プリンタスロッタの機械での工程を経た後、この機械で切り込みの入ったダンボールシートに糊つけをして箱の形にします。
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- マルチスロッター
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小ロットのA式、C式の箱を作る機械です。サンプルケースもこの機械で作ります。
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- 断裁機
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上記のプリントスロッタを使わず、ダンボールシートに罫線(折れ目)を入れたり、パットなど指定の寸法に断裁する機械です。主に小ロットの製品を製作するのに使う機械です。
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- 連切機
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断裁機の工程を経て、次に行われるのがこの作業です。この機械で先程、断裁機によって入れられた罫線(折れ目)に合わせて切り込みを入れます。
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- ステッチャー
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糊に変わってワイヤーによって止める機械です。主にセミオートグルアーで通せない箱をとめるのに使われます。小さな箱でもステッチ止め希望のお客様もおられます。
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- オートプレス
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木型という打ち抜き型で段ボールシートを打ち抜くことによってさまざまな形状のケースや仕切りを作るトムソン加工用の機械です。
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- セミオートグルアー
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フォルダーグルアーでは通紙できない大きな箱や小さな箱、または変形箱を糊つけする機械です。